犬の介護と飼い主の役割について考えてみる

Bowwow父さんBowwow父さん
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犬の介護も人の介護と共通するところがあります。
今までしたことのない人にはわからない、さまざまなご苦労があると思いますが、
介護が必要になったワンちゃんにどんな世話をしてあげればよいのか考えてみました。


目次

私は、まだ両親や義父母の介護の経験はありません。
介護にはやったことのない人にはわからないさまざまなご苦労があると思います。
一方、老齢犬の介護も人間の介護と共通するところが多いのではと思います。
そこで僭越ですが、介護が必要になったワンちゃんにはどんな世話をしてあげればよいのか考えてみました。

こんな工夫で介護しやすい環境に

介護の仕方はワンちゃんの歳のとり方やからだの状態、暮らしている環境によってさまざまです。
まず、どんなところをサポートすれば問題なく生活できるか確かめてみましょう。
そしてこれから先、どんな問題が出てくるのか、どんな介護が必要になるのか、獣医さんと一緒に検討してみてください。

そのときにポイントとなるのが、新しくいろいろな介護グッズを揃えるのではなく、身近にあるもので活用できるものはないか工夫することです。

たとえば床ずれ対策。

使わなくなった低反発マットを使ったところ、床ずれが改善され、寝返りの回数が減ったうえに夜鳴きも収まったという例もあります。
古くなったクッションやバスタオルでリラックスできる寝床にしてあげるのもいいですね。
使い終わったビンやマヨネーズのチューブなどをよく洗って寝たきりのワンちゃんに水をあげるのに使ったりもできます。
ひと工夫してみてください。

寝たきりにさせない介護を

仔犬の頃からの散歩はもちろんですが、歳をとったら歩けなくなるのを想定した運動を日頃からしておくのも大切です。
歳をとると歩行中にフラつくようになり、立ち上がる動作ができなくなり、後ろ足の機能が低下して自力で歩けなくなることがあります。
そうすると自分の足で歩くことができなくなり、寝たきりになってしまいます。
ワンちゃんの状態にもよりますが、散歩のときに首輪からハーネスに代え、からだを支えてあげることもひとつのやり方です。
すり傷防止の靴下をはかせたり、バスタオルを使って後ろ足の支えをしてあげたり、安全に遊べる場所までの乳母車や台車での移動など、細かな配慮が必要です。
たとえ歩けなくなっても、外の空気に触れさせて他のワンちゃんとの交流を図ることは大切です。

手抜き介護はお互いの幸せに

小型犬の介護と違い中型犬、さらに大型犬の場合、介護する飼い主に大きな負担がかかります。
そんなときは無理をしないで長く続けられる介護の工夫をしてみましょう。

毎日の散歩が無理であれば、マッサージや一緒に遊んだり、話しかけたりすることで刺激を与え、コミュニケーションをとってあげましょう。ワンちゃんも喜びます。

また、動物愛護団体に相談したり、ボランティアに頼ることも考えておくべきです。
飼い主が歳をとってこれ以上飼いきれない、と飼育放棄するケースが増えています。
そうしないためにも、早めに愛護団体の方と相談して介護の方法をアドバイスしてもらうのも大切です。各地域には必ず愛護団体があり、ネットで調べると出てきます。

まとめ

ワンちゃんは飼い主より早く歳老いてしまいます。
そして仔犬を迎えたときはまだ頑張れたものの、飼い主も老齢化するケースが増えています。
犬と人間による老々介護の問題がここにも出てきています。

わが家のポーちゃん(黒柴、メス、享年12歳)のように手術して翌日に亡くなってしまうと、介護の手間もかけてあげられません。
介護は神様がくれた愛犬との絆を深める機会かもしれません。
でも、無理をした介護はワンちゃんにも飼い主にも不幸をもたらします。

手抜き介護を実践し、手に負えなさそうなときは愛護団体に早めに相談してみましょう。

この記事を書いた人
Bowwow父さん

父親の立場から、犬の気持ちになって、犬の食と健康に役立つ情報を取材するライター。我が子のために日夜ドックフードを食べ続け、ベストなフードを探しています。