室内犬の抜け毛による漏電と発火事故

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愛犬の、毎日の抜け毛。しっかり掃除してあげないと、家庭で起こる漏電や発火の原因になってしまうこともあるんです。


目次

コンセントと抜け毛

秋から冬、冬から春へと、ワンちゃんは年に2回、毛が抜け代わります。
換毛期でなくても全身を毛でおおわれているワンちゃんは、掃除機をチェックしてみてもわかるように、毎日、かなりの量の毛が抜けています。

このワンちゃんの毛が思わぬ事故の原因になっているのを皆さんご存知ですか?

コンセントに電源プラグをずっと刺しっぱなしにしているところにホコリやワンちゃんの毛が溜まり、湿気が吸着し、電源プラグから出ているピンの間から電流が流れて火花が発生。

それがホコリに引火して、発火してしまうということがあります(トラッキング火災)。

対策としては、
・部屋の隅々までこまめに掃除すること
・長期間使っている配線器具の接触不良や絶縁不良をチェックすること
・「タコ足配線」を止めること
・使っていないものの電源をオフにできる節電タイプのタップを使うこと

などがあります。

コンロでのトラブル

また、製品評価技術基盤機構(NITE)はペットがコンロを誤動作させたり、害虫や小動物が家電を故障させたりしたことによる火災や漏電などの事故が、この5年間に78件あったと発表しています。

そのうちの26件はペットが原因だそうです。ペットがコンロのスイッチを入れた事故は9件ありました。

ペットが原因のコンロ火災情報は2012年ごろまでなかったそうで、スイッチを軽く押すだけで着火できるコンロの普及が背景にあるとみています。
このほか、猫が電気製品に放尿した、犬がバッテリーをかんだ、ネズミが冷蔵庫のコードをかじった、鳥がストーブの排気口に巣を作った、ゴキブリがエアコンに侵入した、といった原因で、製品から発火する事故も報告されています。

従来のガスコンロは押しながらひねることでガスが点火しました。

しかし最近では、押すだけで点火する便利なガスコンロが主流になってきています。
この点火スイッチを誤ってペットが押してしまい火事に至ったというケースです。

大きいワンちゃんだと立ち上がった時に前足で押して発火してしまうことがあるそうです。
充電中の携帯電話をおもちゃだと思ってワンちゃんがかみつき、そのまま放置してしまったケースもあります。

この場合かみついた事で携帯電話に穴が空き、電池パックの内部の電極がショートして発熱、その後携帯電話が膨み発火したそうです。携帯電話だけでなく家電製品のコードをかじって漏電してしまう事案も発生しています。

冬は特に気をつけましょう

冬場は暖房器具であるストーブ使用するご家庭も多いと思います。
このストーブも火元となる場合があります。キッチンの入り口にペットゲートを付けることで対策が可能です。

外出時にペットをゲージに入れない飼い主さんもいると思います。
その場合は家電製品のプラグを抜く、ガスの元栓を閉めるなど外出前にそれぞれ危ない箇所はないかチェックした方が良いでしょう。
家電製品のコードには配線カバーをつけてペットがかじっても大丈夫な状態にしておきましょう。配線カバーも種類が色々でオシャレなものも出てきています。部屋の雰囲気に合うものを探してコーディネートしてみるのも楽しそうです。

ペットの手が届きそうな位置にはなるべく携帯電話などを置くのは避けた方が良いです。またストーブなど火元の上の棚にも物を置くことは控えたいところです。難しい場合は、ヒーターガードなどを設置して物が落ちてきても着火しないようにしておきましょう。

そろそろ暖房器具を使う季節です。ペットが原因の火災、大惨事になってからでは取り返しがつきません。留守にする場合も、在宅中でも、ほんの少し気をつけるだけで未然に防げることがあるはずです。

この記事を書いた人
Bowwow父さん

父親の立場から、犬の気持ちになって、犬の食と健康に役立つ情報を取材するライター。我が子のために日夜ドックフードを食べ続け、ベストなフードを探しています。