見逃さないで!シニア犬になったら衰えが出やすい6の部位&なりやすい病気

ChihiroChihiro
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今まで健康でいて、全く獣医さんのお世話になっていなかったワンちゃんも、人間と同じようにシニアになれば様々な不調が出てきます。
特に衰えが出やすい6の部位を紹介しつつ、どんな病気になりやすいのかをまとめました。


目次

老犬と言われる年齢は?

加齢に伴う変化が、見た目や内臓機能に一つ以上は現れてくる時期で言うと、7歳、8歳〜12歳です。

もちろん、加齢の速度は、環境や食事など、ワンちゃんそれぞれの個体レベルによって異なります。
ですので、7歳でも老けてみえるワンちゃんもいれば、15歳でも若々しいワンちゃんもいるんです。
(人間と同じですね・・!)

つまり、意識して健康管理や食事管理をしっかりしてあげれば、トラブルを未然に防いだり、早期発見につながります。

① 目の衰え

8歳以上の老犬になると、徐々に視力が下がってきます。
よく見ると、瞳が白っぽくなったり、何かにぶつかりながら歩いているなら、白内障などが考えられます。
また、老化により乾性角膜円(ドライアイ)にもなりやすくなります。
目元をかゆがっているようでしたら、時々目薬をさしてあげましょう。

まぶたの周りは悪性の腫瘍ができることがあります。
目元に何か変化がないかも要チェックです。

犬は、もともと視力がよくありません。
視力以外の能力が発達しています♪
そのため、盲目になっても普段通りに暮らせるケースも多いです。

瞳が白くにごってきたら早めにかかりつけの動物病院へ行きましょう。

② 歯の衰え

犬は人間とは違って、口内は「アルカリ性」になっています。
ですので虫歯になりにくいのですが・・・人間同様、歯垢はつきます。
これを放置してしまうと、歯石に変化し、最終的には歯槽膿漏が起こる場合も・・・!

歯槽膿漏が悪化すれば歯が抜けてしまい、健康問題を引き起こします。
普段のごはんが食べられなくなってしまうなんて、可哀そうですよね・・・

歯の健康を守るのは、犬を長生きさせるのに大切です。
小さなころから歯磨きを習慣化し、慣れさせておきましょう。

歯磨きは犬によって最適な回数、やり方、使用する道具が違います。
獣医師に指示を仰ぎましょう。

③ 節と骨の衰え

加齢とともに関節や軟骨が衰えてくるので、歩き方がぎこちなくなってきます。

関節は、滑液や軟骨によって潤滑に動くのですが、年齢とともにその機能が低下し、動作がぎこちなくなります。

原因は関節の変形靱帯断裂骨粗しょう症リウマチ性関節炎など。
痛みがあるなら、消炎剤やグルコサミンのサプリメントなどで緩和させ、高齢になっても犬自身が自力で歩けるように維持させましょう。

病気などで足が動かなくなった場合、高価にはなりますが、補助器具を使う方法もあります。

骨や関節の老化で起こる疾患をご紹介します。

●変形性骨関節症、変形性脊椎症

老化によって骨が変形し、神経を刺激して歩行障害が発生。
背骨で発生すると、脊椎症になり、後ろ足がマヒしてしまう場合もあります。

●靱帯断裂、脱臼

高齢になると靱帯ももろくなり、靱帯断裂や脱臼が起こりやすくなります。
無理な運動は避け、肥満を予防するのが最善です。

●骨粗しょう症

人間と同じように、老犬になると骨がもろくなり、骨粗しょう症になる場合も。
些細な衝撃で大けがになりかねませんので注意しましょう。

④ 筋肉の衰え

関節や骨と同じで、筋肉も年齢とともに衰えていきます。
筋力が低下すると、散歩するのを嫌がったり、すぐ疲れてしまうことも。

関節炎など、関節や骨の疾患がないのであればできるだけ外で歩かせてあげましょう。
ただし、若い頃と同じ運動量では骨や関節に負担がかかり、逆効果です。
ほどほどにしましょう。

年齢を重ねるごとに、寝る時間が長くなります。
散歩を嫌がるワンちゃんも増えてくるかと思います。

体調が悪くないようでしたら、筋力低下防止&気分転換のためにも外へ連れ出してあげましょう♪

⑤ 心臓の衰え

歩くだけでゼイゼイしたら、心機能が低下している証拠・・・!?

年齢を重ねれば、見た目はもちろん内臓も弱っていきます。
心臓も機能が低下し、左心室や左心房の働きが悪くなり、血液の循環が悪化。
めまいや脱力、心不全が起こる可能性が高まります。

普通に歩いていて息が切れる、軽い運動で呼吸困難になる、咳をよくする、おなかや足が浮くむなどの症状があれば、心臓が衰えていると考えられます。

心臓に無駄な負担をかけぬよう、住環境を見直し、愛犬が快適になるように心がけていきたいですね。

特に、急激な気温の変化は、体に負担となるのでご注意を。

⑥ 内臓の衰え

老犬になれば、肝臓や腎臓、胃に小腸、大腸など、あらゆる内臓が衰えていきます。

胃腸などの消化機能が低下すると嘔吐、下痢や便秘など、消化不良になる場合がありますので、なるべく胃に負担のかからない消化のよいものを食べさせましょう。

若い犬の頃のような食事を与えていると体を壊してしまいます。
普段あたえているドックフードを見直してみるのもいいかもしれません。
最近は、ステージ別に分かれているドックフードが増えてきています。
「高齢犬用」「シニア犬用」などに注目しながら探してみるといいですよ。

それぞれの臓器が老化してしまうと・・・

【臓器】

肝臓の分解能力が低下してしまいます。
投薬量を慎重に決める必要があります。
また、タンパク質の合成能力が落ちて、「低たんぱく血症」を起こす場合も。

【腎臓】

老化性の腎不全が起こりやすくなります。
つまり、多飲多尿が併発します。

やたら水を飲み、やたらおしっこをしていたら、腎不全が起こっていないか診てもらいましょう。

【胃】

胃の消化能力が低下し、ドライフードを未消化のまま吐き出してしまうことがあります。
柔らかくして与えるか、一回に与える量を減らし、回数を増やして与えましょう。

【小腸、大腸】

消化・吸収能力が低下してしまうため、消化の良い食事でないとおなかを壊してしまうケースが増えてします。
また、大腸の動きが低下し、便秘にもなりがちです。

最後に

大きなあくびがふわぁ~~っ

 

愛犬のココアくんも、来年には12歳。人間の年齢でいうと約66歳・・・。
わたしだけでなく親の年齢を超え、家族の最高齢になりました。
成犬の頃と比べると動きは鈍くなりましたが、元気におもちゃで遊んだりしている姿を見ると安心します。
人間の高齢化とともに犬も高齢化になってきているこの時代、ワンちゃんが元気なうちに飼い主としてしっかり知識をつけ、いつまでも元気でいてもらいたいですね♪

定期的に健診をしましょう!

この記事を書いた人
Chihiro

DOGPAD編集部(兼YouTuber?)インターンを卒業後正式にDOGPADのスタッフに♪愛犬はキャバリアのココアくん。趣味は旅行とダイビング。人とワンちゃんとの暮らしをより豊かにするため、皆さまに情報をお届けします(*^^*)