正しい抱っこの方法

立木知世Chihiro
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抱っこは、ワンちゃんとのコミュニケーションを取る手段のひとつです。人間も犬も、抱き合うことで絆を感じ、幸せホルモンの分泌が増加するのだとか。しかし、間違った方法でワンちゃんを抱っこすると、しつけの悪影響になりかねないのです。そこで今回は、正しい抱っこの方法をご紹介します♪


目次

しつけと抱っこの関係性

犬の世界では、子犬は首の後ろを咥えて運ぶというのが普通なので、「抱っこ」という概念はありません。なので、基本的に犬は抱っこを嫌がります。四肢が地面に着いた生活をしている犬にとっては、足や体が地面から離れることに対して、とても不安に感じたり、拘束されたのだと認識し「いやだ!こわい!」と感じてしまうのだそう。

しかし、人間と犬との関わりにおいて「抱っこ」という行為は、信頼関係を表すもの。大事なしつけのひとつなのです。

では、どのような場合に抱っこが必要なのかといえば、犬が苦手な人がいたり、歩道が無い交通量の多い道路を歩く場合など、人間や犬の危機回避のために抱っこが必要となります。

あなたはどちらの感覚でワンちゃんを抱っこしていますか?
・「だっこだっこ~♪」もしくは「つかれた〜♪」とせがまれて
・飼い主がリーダーとして制するため(周囲に迷惑をかけそうな場合など)

前者のように、可愛くウルウルした目でせがまれたら、つい抱っこしてしまうのが親バカの性…。

しかーし!本来は後者のように「しつけとして抱っこ」でないといけないのです。
このことを意識してワンちゃんに接すれば、自然と信頼関係が築けるはず(^▽^)

 

ワンちゃんの正しい抱っこの方法

ワンちゃんの体の大きさにより、抱っこの方法は変わってきます。
小型犬・中型犬・大型犬の3種類に分けてそれぞれ見ていきましょ~!

小型犬の場合

●主な小型犬の種類
チワワ、ポメラニアン、パピヨン、トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、パグ、シーズー、ビションフリーゼ、ペキニーズ、ブルドッグ、キャバリアキングチャールズスパニエル、ビーグルなど

 

体重が軽い小型犬を上手く抱っこする方法は、まず前脚2本を掴み、お尻を包むようなイメージで抱き上げます。ワンちゃんの背骨が地面と水平の状態か、「おすわり」の姿勢で抱くのが良いでしょう。

お尻を支える手側の自分の脇をしっかり閉め、なるべくワンちゃんを自分の体にくっつけて抱きましょう。そうすることで、ワンちゃんを落としてしまうリスクを軽減します。

 

中型犬の場合

●主な中型犬の種類
アメリカンコッカースパニエル、ウェルシュテリア、ボーダーコリー、ジャーマンピンシャー、サモエド、柴犬などの日本犬など

 

中型犬の抱っこの方法は、片方の手でワンちゃんの首から向こう側へ腕をぐるっと回し、抱き込むようにワンちゃんを自分の体に近づけます。もう片方の手は、後ろ足(股)の間から手を入れサッと抱き上げます。

ワンちゃんの頭がある側の自分の脇をしっかり閉め、反対側の腕にワンちゃんのおしりを乗せるようにします。そして、さらに後脚2本を掴んで支えて、写真のように抱っこしてあげましょう。

 

大型犬の場合

●主な大型犬の種類
スタンダードプードル、シベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、ダルメシアン、セントバーナード、シェパード、秋田県、土佐犬など

 

体が大きな大型犬の抱っこの方法は、人間の腰へ負担が掛からないよう、まずソファや台などの上にワンちゃんを誘導し、乗せてあげます。寝たきりのワンちゃんの場合は、できるだけワンちゃんを自分の体に近づけ、なるべく腰へ負担がかからないようにしましょう。

次にワンちゃんを立たせた状態にして、片方の手は前脚の付け根(胸元)、もう片方の手はお尻に回します。中型犬の抱っこの方法と同様、ワンちゃんの頭がある側の自分の脇を閉め、写真のように反対側の腕にワンちゃんのお尻を乗せるようにします。

 

注意したい抱っこの方法

間違った抱っこの方法により、椎間板ヘルニアなどの病気を発症させてしまうなど、ワンちゃんの体に負担がかかってしまうことがあるので、よく注意しましょう。

特に注意が必要な犬種は、ミニチュアダックスフンドやコーギーなどの、胴が長いワンちゃん。脇を挟んでネコちゃんのようにぶらーんとぶら下げてしまうと、腰に負担がかかるので注意してあげてください。

ポイントは、ゆっくり優しく。不安定な状態で抱っこをすると、落としてしまうなど、ワンちゃんのトラウマになる原因となるので、無理な抱っこは避けましょう。

 

 

いかがでしたか?

「とっくに実践してる!」という人もいれば、「そうなんだ~!知らなかった!」という人もいると思います。

かく言う私も、思い返せば時々間違った抱っこをしていたかも…。反省。

必要以上に抱っこするのはあまり良くありませんが、いざという時にちゃんと抱っこができるよう、愛するワンちゃんだからこそ教えてあげないといけませんよね。

あなたもぜひ今日から、愛のある抱っこをしてあげましょう♪

 

この記事を書いた人
立木知世
Chihiro

DOGPAD編集部(兼YouTuber?!) インターンを卒業後、正式にDOGPADのスタッフに♪愛犬はキャバリアのココアくん。趣味は旅行とダイビング。人とワンちゃんとの暮らしをより豊かにするため、皆さまに情報をお届けします(*^^*)