【第10回】ISO感度ってなに?

SBTSBT
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すっかり暖かくなり、写真を撮りに出かけるのが楽しみな季節ですね。 どうも! ビール大好き。写真大好き。ワンちゃん大好き。フォトグラファーのSBTです。 今回のワン・ショットは「ISO感度」についてのお話です。 &nbsp […]


目次

すっかり暖かくなり、写真を撮りに出かけるのが楽しみな季節ですね。

どうも!
ビール大好き。写真大好き。ワンちゃん大好き。フォトグラファーのSBTです。

今回のワン・ショットは「ISO感度」についてのお話です。

 

うまく使えば便利なISO感度

カメラの「ISO感度」の設定を変えた事はありますか?
露出モードを「Auto」で使用している場合は、ISO感度をカメラが自動で設定する仕様なので、あまり馴染みがないかもしれません。

まずは、ISO感度とは何かをご説明しましょう。

 

電気信号の増幅度

デジタルカメラには撮像素子というものが入っていて、レンズから入ってきた光を電気信号に変換し、その際にISO感度で増幅度を決定します。
つまり、ISO感度を調整することは、電気信号の増幅度を変化させていることになるので、少ない光でもISO感度を高くすることで、適正露出を得られるわけです。

「それならできるだけISO感度を高く設定すればいいのでは?」と思いますよね。
確かにISO感度を高くすることで、暗い場所でも早めのシャッタースピードを維持できますが、これではデメリットもあるのです。

 

クリアな写真を撮影したい

ISO感度を高くするほどノイズが増加する、というデメリットがあります。

以下の画像を見比べてください。


「ISO 100」の画像と「ISO 10000」の写真です。「ISO 10000」の写真は全体的にノイズが発生し、クリアさに欠けます。

性能が良い最近のカメラでも、ISO感度を高くするとノイズが増加することは変わりません。

写真を撮るなら、できるだけノイズのない、クリアな写真を撮りたいと思うのが普通です。
デメリットの話を聞くと、当然「できるだけISO感度は低くして撮影しよう」と思いますよね。

 

適正なISO感度とは?

適正なISO感度とは、どのくらいなのでしょうか?

暗い場所で適正露出を得るためには、遅いシャッタースピードが求められます。暗さにもよりますが、一秒近くのシャッタースピードになることもあります。そうすると、手持ち撮影では手ぶれする可能性が高いので困難です。

一般的にシャッタースピード「1/60秒」程度が手持ち撮影の限度だと言われますが、それでも手ぶれすることは多々あります。(もちろん個人差はあります。)
私の経験上、「1/100秒」程度が手持ち撮影の限界で、その程度に設定しておくと安心です。

ただ、今述べているのは「手ぶれに影響するシャッタースピード」の話なので、被写体が動いてる場合に動きを止めて撮影したい時や、被写体の躍動感を表現したい時のシャッタースピードに関しては、別の捉え方をしましょう。

 

ISO感度を設定してみましょう

では、実際にISO感度を設定してみましょう。
ISO感度を高くしていくので、比較的暗めの場所を選んでください。

まず、露出モードを「マニュアル」、シャッタースピードを1/100秒、絞りの値は「F7」程度に設定します。
そして、ISO感度の値は「100」に設定し、その状態で撮影をしてみましょう。

撮影場所の明るさにもよりますが、露出アンダーな写真になっているんじゃないでしょうか?

ISO100 露出アンダーな写真

そこで、ISO感度の値を徐々に高くします。
ファインダーに露出メーターが付いているカメラの場合、適正露出になるまでアップしてみましょう。
露出メーターがないカメラの場合は、何枚か撮影して適正露出になるまでアップしていきます。

ISO2500 露出が適正な写真

ISO感度の値はどの程度になったでしょうか?
その値が「適正のISO感度」で、また「手ぶれなしで撮影できる最小のISO感度」と言えます。
ブレもなくノイズも最小限ということですね。

 

まとめ

今回は「ISO感度」についてのお話でした。

「あまり意識をしたことがなかった」という方も、ぜひ適正なISO感度の設定し、クリアでブレのない写真を撮影してみましょう。
ノイズが発生するからといってISO感度を低くすることだけ考えると、ブレて残念な写真になります。
多少ノイズが発生した写真でも、ブレた写真よりはまだ写真としては成立していると、私は思います。

「ISO感度は100しか使わない!」なんて考えは捨てて、被写体をしっかりとらえましょう!

ただし、三脚を使って風景を撮影する場合などは別のお話で、その場合はISO感度を抑えてスローシャッターでゆっくり撮影してくださいね。

 

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お待ちしてまーす。

この記事を書いた人
SBT
SBT

写真で人生は豊かになると信じてやまない、関西生まれ東京在住フォトグラファー。