4.アブナイ食材

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もともと肉食動物なので栄養素の分解能力は、やっぱり人間とは違います! ドッグフードを中心に、おやつもわんちゃん専用のものをあげるようにしましょう。 ドッグフードを中心に、おやつもワンちゃん専用のものを 犬は長い間、人間と […]


目次

もともと肉食動物なので栄養素の分解能力は、やっぱり人間とは違います!

ドッグフードを中心に、おやつもわんちゃん専用のものをあげるようにしましょう。

ドッグフードを中心に、おやつもワンちゃん専用のものを

犬は長い間、人間と暮らすようになり雑食となって、いろいろなものを消化できるようになってきました。でも、もともと肉食動物なので栄養素の分解能力は、やっぱり人間とは違います!

人間が嗜好品として作ったチョコレートやナッツ類、刺激の強い香辛料やネギ類、その他にもぶどう・はちみつ・軟体動物(イカ、タコ、貝)などの中には、犬自身、それらを分解できる酵素をもっていなかったり、体質に合わず「毒」となるものもあります。

とはいえ、、、、

まだ研究が進んでいないので、食べても大丈夫なのかそれとも危険なのか、はっきりわからないものもあります。

例えば、アボカド・バナナ・トマトなどです。

生であげるのは危険だけど、加熱すれば大丈夫って食材もあります。犬は飼い主さんと同じものを食べたがりますが、どんな食べ物であっても安易にはあげないようにしてくださいね。なぜなら、人間の食べ物は犬にとって塩分が多すぎたり、有害な成分が含まれている危険性があるからです!

ドッグフードを中心に、おやつもわんちゃん専用のものをあげるようにしましょう。

 

絶対食べさせてはいけない食材①

【たまねぎ・長ねぎ・にら・にんにく・エシャロットなどのねぎ系野菜】
ねぎには「アリルプロピルジスルファイド」っていう、ちょっと難しい名前の成分が含まれています。この成分が犬の赤血球を破壊して、急性の貧血や血尿を引き起こす場合があるんです。火を通しても毒性は消えないので、料理に使っている場合も十分に注意してください。

間違えて食べてしまった時の症状としては貧血・黄疸・下痢・嘔吐・胃腸障害・血尿・衰弱・心拍の増加・目の結膜が白っぽくなるなど、かなり深刻です。

ねぎは結構いろいろなものに入っているし、玉ねぎエキスなんて言うのも危険な部類に入るので、本当に本当に、注意してくださいね。

 

絶対食べさせてはいけない食材②

【チョコレートやカフェインを含む食品、飲料】
チョコレートに含まれる「テオブロミン」って言う成分は、犬が摂取すると体内から排出できずにどんどん体に蓄積してしまいます。そのため中毒症状を起こす危険性があるんです。このテオブロミンは「リラックス効果」「ダイエット効果」「集中力記憶力を高める効果」など、人間にはとてもよい効果があります。人間に良いからと言って、犬にとって良いとは限らない代表的な食べ物の一つですね^^

ちょっと数字が苦手な人は難しいかもしれませんが、参考のため。。。。

体重1㎏あたり100mg~200mgで中毒、240mg~500㎎/㎏で50%が死んでしまう危険性があります。

もうちょっとわかりやすくすると

板チョコ1枚(60g)

ミルクチョコレート(カカオ成分30~40%)→テオブロミン132mg~180mg
ビターチョコレート(カカオ成分70~99%)→テオブロミン360mg~660mg

小型犬の場合、板チョコ1枚で致死量になる危険性があります。死に至らなくても、、、、不整脈・心拍の増加・口の渇き・過剰な活動(興奮状態)・痙攣・発作・嘔吐など。

 

絶対食べさせてはいけない食材③

【アボカド(品種による)】
アボカドには、「ペルジン」って言う中毒成分が含まれています。この成分を摂取してしまうと、心臓血管系の問題を引き起こし、死に至る場合も!そこまでいかなくても下痢や嘔吐など、犬にとってつらい状況になってしまうのは間違いありません。

「庭のアボカドを犬が食べるのは普通の光景なので大丈夫」という考えの方もいますが、一方、アボカドに含まれる「ペルジン」という成分が犬に中毒症状を引き起こすと警告している団体もあったりして。。。。とにかく、詳しい研究結果がまだ確立されていないので、アボカドは犬にはあげてはいけない食材として考えておいた方が良いですね。

【レーズン・ぶどう・マカダミアナッツ】
はっきり言ってしまうと、まだ因果関係がはっきりしていないのですが、アメリカの調査機関で犬・猫に有害性が認められたそうです。個体差があって同じ量を摂取しても、重い症状が出てしまう犬もいれば、全く平気な犬もいます。症状が出る犬は摂取後、2~3時間後から嘔吐、下痢、腹痛を起こし、3~5日後には腎不全を起こすケースがあるので十分に注意してください。

 

絶対食べさせてはいけない食材④

【乳製品や飲料】
牛乳などには「乳糖(ラクトース)」って言う成分が含まれています。このラクトースを消化するために「ラクターゼ」という酵素が必要になります。しかし、犬はこの酵素をもっていません。ラクトースやらラクターゼやら同じような名前が続きますが、要は、犬は牛乳を消化できないってことです。人間でも牛乳を飲むとおなかがゴロゴロ言って、調子が悪くなるって人いますよね?それと同じことです。なので人間同様、下痢の症状を起こしてしまうことがあります。

その他の飲料で注意しなければならないのは、硬水のミネラルウォーター、コーヒー・紅茶・お茶・コーラなどカフェインを含むものです。ミネラルウォーターは、日本のものだったらほぼ心配はありません。日本のお水は軟水って言って、ミネラル分が少ないからです。一方、外国産のミネラルウォーターは硬水と言って、ミネラル分を含む水が多くなっています。ミネラル分って一見体に良さげですが、硬水をあげつづけることでミネラル分が体の中で結晶化して、尿結石の原因になる場合があるんです。

【キシリトールなど合成食品】
「キシリトールって虫歯にいいんじゃないの?」って思いますよね~。でも、犬にとってはどうなのでしょう。
犬がキシリトールを摂取すると、インシュリン(体内で血糖値を下げるホルモン)が過剰分泌してしまって、低血糖や肝障害を引き起こす原因になり、命に危険が及ぶと報告があります。菓子類など、人間の食べ物に食品添加物としてかなりの頻度で甘味料として使われているので、間違ってあげないように日頃から気をつけてくださいね。特にダイエット効果のあるお菓子や、カロリーオフのドリンクなどに含まれているケースが多いです。

 

絶対食べさせてはいけない食材⑤

【魚】
種類にもよりますが、チアミン分解酵素を含んでいる場合があるので要注意です。チアミンって言うのは、ビタミンB1のことです。チアミン分解酵素というのはチアミナーゼという酵素で、ビタミンB1を破壊します。大まかに言うとビタミンB1を破壊させてしまって、せっかく摂った栄養素(ビタミンB1)を台無しにするってところでしょうか。

加熱することで活性が失われるので、生魚はあげないようにしてくださいね。加熱した青魚は少量であれば問題はありませんが、青魚に含まれる「不飽和脂肪酸」により皮下にしこりができる、黄色脂肪症になる原因になりますので、あげる量に気をつけましょう。また、アレルギーの原因になるケースもあります。骨は消化器官に刺さってしまう恐れがあるので、骨にも注意が必要です。

【海生軟体動物(イカ、タコなど)】
生のままで食べると消化不良を起こし、下痢になることがあります。また「魚」のところでもふれたように、チアミナーゼという酵素でビタミンB1を破壊してしまうので、急激なビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。

【肉類】
健康な成犬であれば、生肉を食べても症状が出ないことが多いです。しかし、仔犬や成犬であっても体調を崩していたりすると、トキソプラズマ病の危険があります。あげるときは加熱してあげてくださいね。

ちょっとだけ、トキソプラズマをご説明します。

トキソプラズマは「トキソプラズマ」って言う原虫の寄生によって起こる感染症です。犬がトキソプラズマに感染しても基本的には無症状なんですが、まれに一時的な発熱や筋肉痛、妊娠中は流産や死産を起こすことがあります。仔犬や免疫力が低下している犬の場合は、肺炎や肝炎、脳炎などの症状が引き起こされることがあります。

鶏や魚の骨は、消化器官に刺さってしまう恐れがあり危険です。特に鶏の骨は噛み砕くと縦に割れ、鋭くとがって食道を傷つけてしまうこともあります。

 

絶対食べさせてはいけない食材⑥

【卵】
鶏卵は良質なタンパク源ですが、生の卵白に含まれる「アビジン」って言う成分がビタミンのバランスを崩してしまいます。そのため、消化できず下痢になる原因になるからです。また、卵白だけをあげてしまうと「皮膚のビタミン」と言われる髪や頭皮、肌の健康を維持するために欠かせない成分の「ビオチン」が破壊され、皮膚アレルギーなど皮膚疾患を予防する力が弱くなってしまいます。あげるときは、加熱した全卵を量に気をつけながらあげてください。

【果物・野菜類】
果物類はぶどうだけでなく、桃・苺・バナナ・キウイ・杏・スモモも危険とされています。野菜類は、アボカド以外にも生のトマト、ナス、アスパラガス、ピーマンなどはあげないようにしましょう。こんにゃく、椎茸、筍、豆類は食物繊維などが多いので、消化不良を起こす恐れがあります。

【草】
散歩をしていて、道端の草を食べてしまうことはありませんか?レンゲやイラクサだけではなく、人間にとっても危険な彼岸花、スミレ、スズランなどを好奇心から食べてしまうことがあります。これらの草花を食べると中毒症状を起こすことがあります。また、野草には寄生虫の卵がついていることがあります。どうしてもっていうワンちゃんには犬用の草が売っていますので、それを買ってあげてくださいね。

*販売している犬の草は、燕麦(エンバク)と言われる麦の仲間で穀物です。家畜の飼料としても、土に練り込んで緑肥にも使われる植物

【アロエ】
アロエは人間にとって健康食材として知られていますが、犬が食べると腎臓に障害を起こす危険性があると言われているんです。アロエのような観葉植物は、食用に品種改良されていません。そのため、自分を守るために自己防衛毒のようなものを含んでいるものもありますので、手の届かないところに置くようにしましょう。

【菊類】
ビタミンが豊富で体に良い感じがしますが、犬が食べると中毒症状を起こすことがあります。春菊も菊の一種なので、食べさせないほうが良いですね。

 

絶対食べさせてはいけない食材⑦

【はちみつ】
これも人間には健康に良いとされていますが、ボツリヌス菌が混入している場合もあるので、犬にはあげないほうが良いでしょう。人間でも乳幼児にはあげないように通達が出ていますよね。ミツバチは無作為にいろいろな花から蜜を集めます。その中には犬に有毒なものが含まれているようなのです。

【鰹節】
猫に鰹節って言うぐらいだから、犬にもあげても大丈夫だよねって思われがちですが、それは間違い!鰹節は人間用に開発されているので、犬にとっては塩分やマグネシウムが多すぎなのです

【香辛料、わさび】
なんとなくダメなわけが想像つきますか?香辛料・わさびなどの刺激は、犬には強すぎるからです。食べると感覚麻痺を起します。カレーなどのスパイスは少量でも刺激が強すぎますので、たとえ少量でも犬が口にすると危険です。

【加工食品(ハム・ウィンナーなど)】
ハムやウィンナーなどの加工食品は、塩分が高くカロリーも高いです。日持ちを長くさせるために、合成保存料などもふんだんに使われているケースがあります。犬の健康のためには避けたい食品です。

【コンソメ(andブイヨン)の入ったもの】
コンソメやブイヨンは、スープに旨味とコクを出すために炒めた玉ねぎを入れます。この玉ねぎが犬にとって、とても危険な食材です。しっかり成分表示を確認して、コンソメ・ブイヨンが入っているものは避けましょう。

 

絶対食べさせてはいけない食材⑧

【人間用の嗜好品】
人間の嗜好品は「必要だから食べる」のではなく、「楽しみのために食べる」にフォーカスして作られているので、当然「旨さ」が求められます。その「旨さ」を出すために、糖質・脂質・塩分などを加えているんです。犬にとっては、過剰なものとなりますので、欲しがってもあげないようにしましょう。

嗜好品は香りも強いので、犬はすごく欲しがると思いますが、そこは心を鬼にして!